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飛距離と安定性を最大限に引き出す「ドライバー&フェアウェイ」のフィッティングとは?

タイトリストでは下記の3カテゴリーで、マンツーマンのフィッティングプログラムを実施しています。

  • 1.ドライバー&フェアウェイメタル
  • 2.ユーティリティ&アイアン
  • 3.ウェッジ

今回は、NEW GTメタルの「ドライバー&フェアウェイ」フィッティングについてご紹介いたします。このカテゴリーでは当然、フィッティングによって大きな飛距離を獲得することが目的の一つになりますが、タイトリストではすべての製品開発をベストゲーム(スコアアップ)に導くために行っており、ゴルフクラブ フィッティングにおいても最終的なゴールは同様となります。安定した打球結果によってすべてのゴルファーがスコアアップを達成し、より充実したゴルフライフを楽しんでいただくために、フィッティングスペシャリストが誠心誠意のお手伝いをいたします。

第2打を成功させるための理想のドライバーを提案

「ドライバー&フェアウェイ」のフィッティングは、理想のドライバー選びからスタートします。多くのゴルファーがイメージする理想のドライバーとは、「より遠くへボールを飛ばせるもの」であるかもしれません。しかし、タイトリストでは次のように理想のドライバーを定義しています。

「より有利な条件から第2打を打つために、ドライバーショットは存在する」

大きな飛距離(キャリー・ランを合計した飛距離)を獲得するだけでなく、第2打が打ちやすいフェアウェイ上に常にボールを運ぶことが、スコアアップに導く理想のドライバーショットになるということです。タイトリストでは、飛距離性能、方向安定性、コントロール性のすべてを重視し、ベストスコアに繋がる実戦的なドライバーを提案します。

①3つのGTドライバーからプレーヤーに合わせたヘッドを提案

NEW GTドライバーには3つの選択肢(GT2、GT3、GT4)が用意されていますが、飛びの三要素であるボール初速・打ち出し角度・バックスピンのトータルバランスは、プレーヤーの打ち出し条件によって大きく異なってきます。

フィッティングプログラムでは、最初にGT2、GT3を打ちながら、構えた時の安心感やフィーリングの好き嫌い、振り心地などのヒアリングを行い、ロンチモニターを使用して弾道パフォーマンス(初速・打ち出し角度・スピン量)と方向安定性の理想的なバランスを見極めていきます。もちろん、その状況によってより低スピン効果が見込めるGT4ドライバーも比較対象として打っていただき、最適なヘッドを特定していきます。

②キャリーとランを含めたトータルディスタンスに注目

フィッティングスペシャリストが注視しているのは、ボール初速・打ち出し角・スピン量のバランスや打点のバラつき、キャリーの飛距離だけではありません。弾道最高点からどのようにゴルフボールがフェアウェイにランディングしていくのか? その落下角についても重要視しています。理想としているのは、落下角度が30°~42°(理想値37°)の範囲に収まる中弾道。落下角をコントロールすることで生まれる理想的なキャリー+ランのトータルディスタンスによって、スコアメイクに繋がるティショットになるのです。

③SureFit®調整システムの活用

ヘッドのモデル選択、ロフト角選定、シャフト、シャフトの長さ、グリップのフィッティングの他に、SureFit®ホーゼルのセッティングによるライ・ロフト角の微調整までをトータル的にご提案いたします。また、SureFit®CGトラックを搭載しているGT3については、なるべくニュートラルポジションで安定した結果が得られるセッティングを提案し、購入後にプレーヤー自身でコンディションに合わせたウェイト調整ができる余地を残すようにしています。

多様なユーザーニーズに応えるフェアウェイメタルを提案

安定した打球結果が得られるドライバーが見つかった後は、フェアウェイメタルのコンビネーションを探っていきます。フェアウェイ上から一貫した弾道パフォーマンスを得られるロフト角とスペック選びから、ティショットギアとしても頼りになる3Wの提案まで、丁寧なヒアリングによってプレーヤー毎に異なるフェアウェイメタルの理想を明確にします。

①打球傾向を見極めながら距離を稼げるスペックを選定

複数のロフトをコンビネーションする可能性が高いフェアウェイメタルの場合は、まず、最も飛距離が稼げる番手(ロフト角)の選定から始めていきます。目安となるのはドライバーのキャリー。これをキャリー+ランのトータルディスタンスで超えない番手(ロフト)を、フェアウェイメタルの最も上の番手として選定を進めていきます。ティアップあり・なしでの打球傾向をしっかりと見ながら、ニーズに合った最も飛距離が稼げるフェアウェイメタルを見つけます。

②2本目はアイアン(ユーティリティ含む)とのつながりを考慮

続いて2本目のフェアウェイメタルを選定する場合、大切となるのが最も飛距離が出るアイアン(ユーティリティ含む)の番手とその飛距離を知っておくことになります。タイトリストのフィッティングではフェアウェイメタルの1本目とロングアイアン(またはユーティリティメタル)のキャリーを把握した上で、そのクラブと1本目のフェアウェイメタルの間を埋めるための、2本目のフェアウェイを提案していきます。さらに、飛距離だけでなく、弾道高さやバックスピン量をしっかりと見極めることで、グリーンにしっかりボールを止められる3本目のフェアウェイを提案させていただくことも可能です。

タイトリストのゴルフクラブフィッティングは、ラウンド中にどの番手を手にしても見た目の違和感や振りにくさなどを感じず、安定した番手感の飛距離差が得られるように、フィッティング対象のクラブカテゴリーだけではなく、それに繋がる別カテゴリーの現状もしっかりと把握し、コース上でより良い結果の出る実戦的なクラブを提案することを大きな特徴としています。フィッティングの際は、なるべく使用中のクラブセットをすべてお持ちください。

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