プロV1xに絶大の信頼をおくW・クラーク TSR3とSM10にスイッチしてツアー3勝目を達成
PGAツアー「AT&Tペブルビーチプロアマ」において、タイトリスト ブランドアンバサダーのウィンダム・クラークが、名門・ペブルビーチGLのコースレコード「60」をマーク(3R)してトップに立ち、そのまま優勝を飾りました。
昨年の全米オープンチャンピオンでもあるクラークは、大会3日目のフロントナインで2イーグル4バーディを奪ってハーフ「28」でターン。バックナインも5バーディ(1ボギー)でまとめてコースレコードを2打更新する「60」(12アンダー)でフィニッシュ。後続に1打差をつけて単独トップに躍り出ました。
大会は最終ラウンドが悪天候により中止、予備日となっていた月曜日も天候回復の見込みがないことから、そのままクラークの優勝が決まりました。
クラークはプロV1xのトータルパフォーマンスに絶大な信頼を寄せており、今大会からはドライバーをTSR3にスイッチ。620 CBアイアン、ボーケイ・デザイン SM10ウェッジのスコアリングパフォーマンスもコースレコードの更新、そして優勝に大きな貢献を果たしました。クラークは第3ラウンドにおいて18ホール中16ホールでパーオンを果たし、アプローチショットで3打以上(+3.088/3位)フィールドをリードしました。
タイトリスト ゴルフボールは今大会でも65%の使用率を獲得してNo. 1に。優勝したクラーク(プロV1x)、 2位のルドビグ・アバーグ(プロV1x)、3位には先週のチャンピオンであるマチュー・パボン(プロV1)が入り、プロV1・プロV1xを使用するプレーヤーが1-2-3フィニッシュで上位を独占しています。
■ウィンダム・クラークがプロV1xを信頼する理由
「プレーヤーのバッグの中で最も重要なギアは間違いなくゴルフボールです。ボールコントロールが最も重要であり、それができないのであれば、どんなスイングも、ゴルフクラブがどのように作られていようとも意味がないのです。ゴルフは最終的にホールカップにボールを入れる競技です。だからこそ自分で選んだゴルフボールを信頼することが非常に重要なのです」
「プロV1xを選んだ理由は、打ち出しとスピンの組み合わせが私にとって完璧だからです。 私はボールスピードがあり、バックスピンは少なめのプレーヤーだと思います。ボールを安定して飛ばし、グリーン周りでより良くコントロールできるようにするためにはスピンを増やす必要があったのです。プロV1xを使うとアイアン、ドライバーショットで私が求める安定したスピンを得ることができるのです。もちろん、グリーン周りでのスピンコントロール性能も抜群。プロV1xはまさに私が必要としていたものをすべて与えてくれるのです」
「ゴルフのユニークな点は、ゴルフボールとゴルフクラブを必要に応じて自由に組み合わせることができることです。タイトリストにはさまざまな選択肢があり、私はボールを選び、ゴルフクラブもアイアン、ドライバー、ウェッジをタイトリストにすることで、完璧な弾道とグリーン周りでのスピン性能を手に入れたのです」
■TSR3ドライバーにスイッチした直後に優勝!
ウィンダム・クラークは今大会からドライバーをTSR3にスイッチし優勝を手にしましたが、彼の快進撃は、タイトリストのゴルフボールとゴルフクラブにスイッチしたところから始まっています。2022年初戦の「ザ・アメリカンエキスプレス」からタイトリスト製品を使用し始めましたが、2021年の最終戦「RSMクラシック」までは他ブランドのゴルフクラブでプレー。そのオフに「タイトリスト パフォーマンス インスティテュート」を訪れ、新しいゴルフクラブのテストを勢力的に行いました。
その結果、世界ランキングはタイトリスト契約前の249位から大きくジャンプアップ。この間、「全米オープン」優勝、46試合の出場を経て世界ランキングは13位まで上昇し、2024年ペブルビーチの初日を迎えた時点で10位、そして試合終了後の日曜夜には自己最高の6位となっていたのです。
この快進撃に最も影響を与えたのが、ドライバーショットの改善でした。他ブランドのドライバーでプレーしていた頃のクラークは、Strokes Gained:Off the teeで117位。彼のドライバーの精度はフィールドの平均値よりも下(-.015)だったのです。それがタイトリストTSi3ドライバーにスイッチした次のシーズンでは、同部門で61位も順位を上げて終え、ティショットでフィールドの平均値を上回る (+.209)ことに成功したのです。
「とにかく安定した結果が得られるので、TSi3ドライバーに決めました。私自身はまだまだ大きなミスショットをしてしまうのですが、タイトリストのドライバーならミスの範囲は最小に抑えられ、次のショットを狙える位置に止まってくれる。それがタイトリストのドライバーを選んだ最終的な理由ですね」(クラーク)
今週のペブルビーチで、TSR3ドライバーにスイッチしたクラークは、昨年の最初のテストセッションでTSR3のスピードパフォーマンスを確認していましたが、「全米オープン」優勝でブレイクを果たしたため、ドライバーをスイッチすることを躊躇していました。そして、ようやく2024年のペブルビーチの練習日にTSR3にスイッチすることを決めたのです。その決断の様子をタイトリスト プレーヤープロモーションディレクターであるJ.J. ヴァンヴェゼンビークは次のように明かします。
「クラークのスイングは近年よりニュートラルに進化したと言え、このためドライバーのセットアップもよりニュートラルなものにしたいというニーズがありました。テストの結果、TSR3のロフト9.0°で、シャフトはProject X HZRDUS Smoke Green 60の硬さ6.5、スリーブ設定はD1 (-.75* ロフト、標準ライ)、+4g SureFit CG 重量 (12g) にすることで、よりニュートラルに安定したスピンと速いボールスピードで効率よく飛ばしていけるようになったのです」
タイトリスト ドライバーは、5シーズンにわたり、PGAツアーで使用率No.1を獲得し続けています。今週は30名のプレーヤー (39%) がタイトリストのドライバーを選択。2位メーカーのドライバー使用者17名(21%)の2倍近い圧倒的な使用率となっています。
What’s in the bag? /ウィンダム・クラーク
Ball:プロV1x
DRIVER:TSR3(9.0°| Project X HZRDUS Smoke Green 60 6.5)
IRONS:620CB(#4-#9 | True Temper Dynamic Gold X7)
WEDGES:NEW ボーケイ・デザイン SM10(46.10F、52.12F、56.10S、WedgeWorks 60A @ 59 | True Temper Dynamic Gold S400 )
■タイトリスト ゴルフボールは2024シーズン開幕からPGAツアー5連勝!
ペブルビーチでのウィンダム・クラークの勝利によって、タイトリスト ボールプレーヤーが2024 PGAツアーで開幕から5連勝となりました。
ザ・セントリー: プロV1x プレーヤー
ソニーオープン:グレイソン・マレー(プロV1)
ザ・アメリカンエキスプレス: プロV1 プレーヤー
ファーマーズインシュランスオープン: マチュー・パボン (プロV1)
AT&T ペブルビーチプロアマ: ウィンダム・クラーク (プロV1x)
PGAツアーの直近4週間で、合計413名のプレーヤーがプロV1、またはプロV1xを使用。これは2位メーカー (76名)の5倍以上となる圧倒的な信頼です。
■ウィンダム・クラークの優勝を支えたNEW SM10ウェッジ
ウィンダム・クラーク3回目のPGAツアータイトル獲得には、4本のボーケイ・デザインSM10ウェッジ (46.10F、52.08F、56.10S、WedgeWorks 60A @59) が大きな貢献を果たしています。
開幕戦の「ザ・セントリー」で初めてツアーデビューし、「ザ・アメリカンエキスプレス」で本格的なツアーシーディングが始まったばかりのボーケイ・デザイン SM10ウェッジは、引き続き世界最高峰のプレーヤーたちの間で最高の選択肢であり続けています。今週のペブルビーチでは、合計72本のSM10(ギャップ、サンド、ロブ ウェッジ合計で使用率31%) が使用されており、これはモデル単体だけで2位メーカーのウェッジの総数(35本)を2倍以上引き離す圧倒的な使用率です。
「ザ・セントリー」で、2024年シーズンをスタートさせたウィンダム・クラークは、すぐにボーケイ・デザイン SM10ウェッジにスイッチ(46.10F、52.08F、56.10S)。その後、「ザ・アメリカンエキスプレス」からSM10 WedgeWorks 60A (@ 59)を追加してプレーしています。
クラークは、昨年の12月にボーケイウェッジのツアー担当、アーロン・ディルとSM10のテストをしています。
「チームボーケイの素晴らしい点は、常にツアーにスタッフを帯同していることです。そのため、ツアーがまるで彼らの研究開発部門のように感じるのです。圧倒的に多くのプレーヤーによって、膨大なショットが打たれ、その結果、ボールがどのように飛んでいくべきか、ウェッジがどのように反応すべきかなどを開発チームが正確に把握しています。さらに素晴らしいのは、そのツアーでのフィードバックをボブ・ボーケイが聞いて、“分かった、分かった。それならここを調整しよう”、“これを追加する必要がある、これを減らす必要がある”と的確にアドバイスをしていることです。常に改善を求めるチームボーケイの取り組みは、私がすでに最高だと思っている製品であっても、さらに良いものとしてアップデートされ驚かせてくれるのです」(クラーク)
4 本のボーケイウェッジに加えて、タイトリストに移籍して以来、使い続けている620 CB アイアンにもクラークは絶大な信頼を寄せています。
※使用率・使用ギアはダレル・サーベイ社調べ