リディア・コーのツアー通算20勝にプロV1xの優れたトータルパフォーマンスが貢献!
LPGAツアーの2024年シーズン初戦「ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ」において、長年タイトリスト ボールプレーヤーとして活躍するリディア・コーが、後続を2打差で振り切って優勝を果たしました。
コーは昨シーズンに行われたボールフィッティングを経て、プロV1xのプロトタイプを選択。プレースタイルに即した優れたゴルフボールのパフォーマンスを完全にコントロールし、金曜日、土曜日には2日連続でボギーなしのラウンドを続けトーナメントをリード。36ホールを9アンダーでプレーし、パーオン率89%という驚異的な精密ショットを披露しています。
コーにとって通算20回目のLPGAタイトルとなり、これでLPGAの殿堂入りまであと1ポイントと迫りました。
■さらに緻密にフィッティング!プロV1ファミリーのオプションモデル
リディア・コーはタイトリスト ゴルフボールの研究開発担当者ジェフ・ベイヤーズともにゴルフボールのフィッティングを行い、昨年8月の「ポートランドクラシック」から、プロV1xのプロトタイプにスイッチしています。
コーはこのプロトタイプをテストする中で、とくにショートアイアンとウェッジのショット時にスピン量が増加することに大きなメリットを感じたようです。ベイヤーズによれば、世界中のプロツアーではプロV1・プロV1xのトータルパフォーマンスにほとんどのプレーヤーが大きな満足感を示していますが、中にはこの2モデルではフォローできないニーズ、弾道傾向をもったプレーヤーも存在しています。タイトリストの研究開発チームはこうした数少ないニーズをカバーするためのカスタム・パフォーマンス・オプション (CPO)についても開発を進め、2月より日本市場でも展開するプロV1x レフトダッシュを始め、プロV1ファミリーの選択肢拡充を図っている最中なのです。コーが選択したプロトタイプもその一つで、将来的なラインアップ拡充とフィッティングプロセスの充実を見据え、厳しい実戦の場で最終的な製品評価が行われているのです。
コーは、このプロV1x プロトタイプにスイッチして以来、今週の優勝を含め過去8大会で累計60アンダーをマークしています。
「私はタイトリストのボールを本当に長い間使用してきました。その経験から言うと彼ら(開発チーム)が何か新しいことを試すたびに確実に違いがわかり、それがナンバーワンのゴルフボールであることを改めて気づかせてくれるのです。これは広告的なサービストークではありません。私が信じていることであり、本当に信頼していることなのです。ゴルフボールはゴルフゲームにおいて最も重要な道具なのです」(コー)
「ヒルトン・グランドバケーションズ」のチャンピオンは、プロV1xプロトタイプの他、4本のボーケイ・デザイン SM9ウェッジ(46.10F、48.10F、54.10S、58.08M)とスコッティ・キャメロン P5 GSSツアープロトタイプパター(センターシャフト)でボギーフリーのゴルフを展開し、記念すべきツアー通算20勝目を獲得しています。
33年ぶりのPGAツアーアマチュア優勝にプロV1のトータルパフォーマンスが貢献!
PGAツアー「ザ・アメリカンエキスプレス」では、PGAツアー史に残る偉業が達成されました。最終日、3打差の首位でスタートしたアマチュアプレーヤーは、信頼するプロV1とともに安定したプレーを最後まで展開。通算29アンダーまでスコアを伸ばして、後続を1打差でかわし優勝を果たしたのです。
チャンピオンはPGAウェスト・スタジアムコースの終盤4ホールで2つのバーディを奪い、最終18番でも難しいパーパットを沈めて優勝。PGAツアーでのアマチュア優勝は33年ぶり8人目の快挙となりました。
現在、大学2年生のチャンピオンは入学当初からプロV1(23年モデル)でプレーしており、昨年3月に大学トーナメントで初優勝。夏にはノースイーストアマチュア、ノース&サウスアマチュア、全米アマチュア選手権とアマチュアタイトルを次々と獲得してきました。
彼はプロV1のトータルパフォーマンスに絶大な信頼を置いており、「ザ・アメリカンエキスプレス」の第3ラウンドではアマチュアプレーヤーとして、PGAツアー最小ストロークタイとなる12アンダー「60」をマーク。歴史的なアマチュア優勝への大きな足掛かりを作っています。
■プロV1・プロV1xが2024年序盤3試合で連続Vに貢献!
「ザ・アメリカンエキスプレス」でプロV1使用のアマチュアプレーヤーが勝利したことで、2024年のPGAツアーは開幕から3試合連続でタイトリスト ボールプレーヤーが勝利する展開となっています。先週の「ソニーオープン in ハワイ」ではグレイソン・マレー(プロV1)がプレーオフを制して優勝、開幕戦の「ザ・セントリー」ではプロV1xの使用プレーヤーが優勝をしています。
PGAツアーでは、開幕3大会合計で252名のプレーヤーがプロV1・プロV1xでティオフしましたが、これは2位メーカーのゴルフボール使用者(44名)を5倍以上引き離す、圧倒的な使用率となっています。
■ジャスティン・トーマスが2023年モデルのプロV1xで優勝争い
長年、プロV1xのキープレーヤーとして活躍しているタイトリスト ブランドアンバサダーのジャスティン・トーマスは、2023年の最終戦「ヒーローワールドチャレンジ」から2023年モデルのプロV1xにスイッチしてプレーしています。
「私たちツアープレーヤーは皆、ゴルフボールにさらなる一貫性を望んでいます。とくにあらゆる方向から風が吹いてきた時でも一貫した弾道を描いてくれることが大切なのです。バハマ(ヒーローワールドチャレンジ)はニューボールを試すには最適なタイミングでした。そして、結果も素晴らしいものだったのです」(トーマス)
トーマスは具体的なボールテストのプロセスについても語っています。
「あえて風にぶつけるようにアイアンショットを打ってみると、ボールのモデルによる違いが鮮明になりました。2023年モデルのプロV1xは、どんな条件下でも弾道の高さが保たれ落下角度が大きく、固く締まったグリーンでもソフトに着地し、しっかり止まってくれるように感じました。何度か遭遇した強風下のショットでも、風に負けずに弾道をキープ。時にはより強く風に向かって飛ばし続けることができたように感じました。これが2023年モデルのプロV1xにスイッチする決め手になりました」
2024年シーズン最初の出場となった「ザ・アメリカンエキスプレス」で、トーマスは4ラウンドすべてで「68」以下のハイスコアをマークし3位タイで終えました。とくに3日目はコースレコードタイ記録となる11アンダー「61」を記録。プロV1xの卓越したスピンコントロール性能はアプローチプレーで3打以上(+3.153)の優位性を提供し、難しいPGAウェスト・スタジアムコースでも完璧にスクランブルショット(5/5)を決めてスコアを伸ばし続けました。
■ボーケイ・デザイン SM10 が使用率No.1ウェッジモデルに!
「ザ・アメリカンエキスプレス」の会場では引き続き、ボーケイウェッジのニューモデル「SM10」のツアーシーディングが行われました。ボーケイウェッジのツアー担当責任者であるアーロン・ディルがツアーバンに常駐し、プレーヤー毎のカスタムサポートを精力的に行いました。
「ザ・アメリカンエキスプレス」の初日は全プレーヤー合計で251本のボーケイウェッジが使用されましたが、これは他のすべてのウェッジブランドを合わせた数を上回る圧倒的な使用率(55%)。さらにその中の約30%がニューモデルの「SM10」を選択しており、SM10だけで2位メーカーの2倍以上となる使用率となっています。
「ザ・アメリカンエキスプレス」では39名が少なくとも1本の「SM10」を使用し始め、トップ10以内でフィニッシュしたプレーヤーのうち 4名が「SM10」を1本以上使用していました。その中には3位タイでフィニッシュしたジャスティン・トーマス(46.10F、52.12F、56.14F、60.04T) が含まれます。この他、契約外ですが2020年男子オリンピック金メダリストは「SM10」の56.10S、WedgeWorks 60.06Kを、2023年WGCデルテクノロジーズ マッチプレーチャンピオンは56.14F、60.04Tを選択してプレーしています。
SM10ウェッジは2024年の初戦からツアーに投入され、PGA ツアーとDPワールドツアーですでに100名以上のプレーヤーがバッグに入れてプレーをしています。
※使用率・使用ギアはダレル・サーベイ社調べ