プロV1とタイトリスト ゴルフクラブへの信頼感がもたらした、
ブライアン・ハーマンのメジャー初制覇!
2023年のラストメジャー競技となった「第151回全英オープン」において、タイトリスト ブランドアンバサダーのブライアン・ハーマンが、プロV1、TSi2ドライバー、620CBアイアン、ボーケイ・デザイン SM9ウェッジを駆使して快進撃を続け、2位に6打差をつける圧巻のプレーで見事にメジャー初優勝を飾りました。
ハーマンは金曜日の第2ラウンドにおいて、2番から5番までを連続バーディとして飛び出すと、最終18番ではイーグルを奪って脅威の「65」。圧巻のプレーで首位に浮上しました。そして、決勝ラウンドの36ホールでも悪天候の中スコアを3つ伸ばし、6打の大差をつけて歴史ある栄冠(クラレット・ジャグ)にその名を刻んだのです。
かつて全米ジュニアチャンピオンとして注目を集めたハーマンは、1934年以来、第2ラウンドから5打以上のリードを保って全英オープンを制した初めての選手となりました。この勝利により、ハーマンは世界ゴルフランキングでキャリア最高位となる10位に浮上。フェデックスカップランキングでは6位、そして米国ライダーカップランキングでも3位につけています。
タイトリストは「第151回全英オープン」において64%のボール使用率を獲得し、圧倒的No.1に。メジャー直近8試合中、6試合(うち5名はメジャー初優勝)でタイトリスト ボールプレーヤーが優勝する快進撃を続けています。また、ドライバーやユーティリティアイアン、ウェッジ部門においてもタイトリストが最も多くの信頼を集め、使用率No.1となっています。
What’s in the Bag? / ブライアン・ハーマン
- Ball:プロV1
- Driver:TSi2(9.0°)| Graphite Design Tour AD IZ 5 S
- Fairway metal:TS2(13.5°)| Fujikura Speeder 661 Evolution 2 S
- Utility irons:U•500(#3-#5)| Project X HZRDUS Smoke Black 90HY 6.0
- Irons:620 CB(#6-P)| True Temper Dynamic Gold S300
- Wedges:ボーケイ・デザイン SM9(50.08F、54.08M、60.04L)| True Temper Dynamic Gold S400
■ハーマンをトッププレーヤーに押し上げたプロV1とタイトリストアイアン
ハーマンとタイトリストの関わりは2017年にまで遡ります。この前年まで彼のキャディバッグにあったタイトリストの製品は唯一、ボーケイ・デザインウェッジのピッチングだけだったのです。
2016年のオフシーズン、タイトリストのツアー担当者ジム・カランにハーマンから電話が入ります。彼はジョージア大学に在籍していた時代に愛用していたタイトリストのアイアンセットを使いたい、とカランに相談してきたのです。カランは当時のことを次のように振り返っています。
「ブライアンはプロになる前はタイトリストのアイアンを使っていたが、現在使っている別ブランドのアイアンでは、イメージ通りのフィーリングが出ないというのです。そこでまず716CBのセットを組み、実際に会ってロフト、ライ、番手別距離などを調べていきました」(カラン)
ハーマンはすぐにタイトリストのCBアイアンでトーナメントに出場するようになり、自信を取り戻していきました。
「初めて(CBアイアンで)プレーしたのはパームスプリングスでしたが、ジム・カラン氏とタイトリストの協力のおかげで、その週は3位でフィニッシュすることができたのです。もちろん、2017年は自分にとってとても良い一年となりました」(ハーマン)
使用ボールについても2017年に転機が訪れます。タイトリスト アイアンにスイッチした3ヶ月後、ジョンソン・ワグナーがペアマッチの「チューリッヒクラシック」でチームを組みたいとオファーしてきたのです。ワグナーは、タイトリスト ボールプレーヤーでした。
「試合前、ワグナーからどちらのゴルフボールを使用するべきかと相談がありましたが、私は大学でもタイトリストのボールでプレーしていたので、“あなたのボールで全く問題ない”と答えたのです」(ハーマン)
この決断がハーマンのボール選びに大きなきっかけを与えることになったのです。
「(「チューリッヒクラシック」は)とても風が強い週でしたが、ジョンソンの使っていたプロV1だと、当時自分が使用していた他ブランドのボールでは打つことができない弾道を打てることがわかったのです。そして、マイボールで臨んだ最終日フォアボール形式での2番ホール。強い向かい風の中で放ったショットが10ヤードもショートしてバンカーに入りました。この時私は“このボールでショットするのはこれが最後だ”と決めたのを覚えています。私はそのときからジョンソンと同じプロV1 に切り替えることにしたのです」(ハーマン)
プロV1にスイッチする前の世界ランキングは93位でしたが、2017年シーズン終了時点では25位にランクアップしています。そのランクアップの源は、プロV1にスイッチしたゲームの翌週「ウェルズファーゴ選手権」で果たしたツアー優勝にありました。
「2017年に他ブランドボールからプロV1にスイッチしたわけですが、その効果は本当にすぐに現れました。大きな違いは風の中でコントロール性能です。とくにアイアンショットの弾道、グリーン周りでのコントロール性能の高さ。プロV1のトータルパフォーマンスにどれほど救われたかわかりません」(ハーマン)
2017年にベストシーズンを過ごし、2018年開幕戦の「セントリートーナメントofチャンピオンズ」にPGAツアー前年優勝者として出場を果たしたハーマンのバッグには、ゴルフボールとアイアンだけでなく、真新しいタイトリストドライバー、フェアウェイメタル、そしてボーケイ・デザインウェッジが加わっていました。
■ハーマンを支えるSM9のグラインドパフォーマンス
「全英オープン」を制したブライアン・ハーマンが4日間を通じて出したボギーの数は、わずかに6つでした。その安定したプレーの源は巧みなウェッジショットにあり、ハーマンはグリーンを外した場合でも、75% (18/24回) の高確率でパーセーブに成功。そのアプローチのほとんどが信頼する、ボーケイ・デザイン SM9 (60.04L)ロブウェッジで行われたものでした。
Lグラインドは、ボーケイ・デザインウェッジのグラインドバリエーションの中でも、バウンス効果が抑えられているタイプになりますが、ヒール、トゥ、トレーリングエッジを適度に削ることで、グリーンサイドからの使い勝手を最大限に高めています。また、Lグラインドは硬いライ・コンディションに最適で、インパクト条件を完全にコントロールすることができるベタープレーヤーに向けて設計されています。
事実、ハーマンはロイヤル・リバプールにおいてグリーン周りのアプローチで、+1.44と大きくフィールドをリードしています。
「60°ウェッジは私にとっては非常に多用途である必要があります。バンカーから脱出しやすく、ラフやグリーン周りから正確なチッピングができることが大切なのです」(ハーマン)
トッププレーヤーへの道を切り開くきっかけとなったプロV1との出会い。優れたゴルフボールのパフォーマンス、そして信頼できるアイアンやウェッジの存在がショットのクオリティを高めベストゲームへと導くことを、新たなメジャーチャンピオンの歩みのサクセスストーリーが証明しています。
プロV1のトータルパフォーマンスが
黄金世代・小滝水音のツアー初優勝に貢献!
国内女子ツアー「大東建託・いい部屋ネットレディス」では、タイトリスト ボールプレーヤーでプロV1を使用する、小滝水音プロがサンデーバックナインで12番から5連続バーディを奪取して首位を独走。「66」の好スコアをマークして念願だったツアー初優勝を手にしました。
最終日後半の5連続バーディの中で、彼女自身が最も驚いたというのが13番で見せた距離のあるバンカーからのチップインバーディ。30ヤードとやや距離のある難しいバンカーショットでしたが、小滝プロはプロV1の卓越したスピンコントロール性能を味方につけて見事にミラクルショットを成功させ、初優勝への道を大きく開きました。
タイトリスト ゴルフボールはこの他、LPGA、韓国、カナダ、南アフリカ、中国の各ツアーでも優勝に大きく貢献しています。
※使用率・使用ギアはダレル・サーベイ社調べ