ボールスピードをスコアに繋げるTSRメタルの“許容性”
ボールスピードに加えて“許容性の高さ”も使用率No.1の証
PGAツアー登場以来、常に多くのトッププレーヤーから高い信頼を集め、タイトリスト ドライバーの使用率No.1*を支えているのがTSRドライバーです。今回はその“信頼”される性能とは何かについて、タイトリスト クラブプロモーションディレクターであるJ.J.ヴァンウィーゼンビークが解説します。*ダレル・サーベイ社調べ
TSRドライバーは、2018年に誕生した『TS』ドライバーから続く、Titleist Speed Project(タイトリストスピードプロジェクト)によって生み出されており、その第二世代である『TSi』ドライバーを凌ぐ最高レベルのボールスピード性能を有して誕生しています。しかし、ただスピード性能が優れているだけでは決してトッププレーヤーからの信頼は獲得できないと、ヴァンウィーゼンビークは言います。
「開発チームがスピードプロジェクトの中でチャレンジしてきたのは、ボールスピードの向上と同時に高い慣性モーメントを実現するヘッドデザイン、そして重心設計でした。TSRドライバーをテストした多くのプレーヤーが口にするのがミスヒットした時の許容性の高さについてです。許容性とは、打点がバラついてもボールスピード、スピン量、打ち出し角が変わりにくいことを意味します」(ヴァンウィーゼンビーク)
優れたスピード性能は、狙った方向(ランディングエリア)に飛び出し、風に翻弄されない強さ(高さ/スピン)にコントロール出来てこそ優位性を発揮し、スコアメイクにおける大きな武器となります。
「プレーヤーたちがドライバーに求めているのは、構えやすいルックスや心地よい打感・打音といったフィーリングも含めたトータルパフォーマンスです。その中でTSRは許容性という部分で大きな進化を多くのプレーヤーに実感させることに成功。多くのプレーヤーがテスト段階でその進化を口にしています」(ヴァンウィーゼンビーク)
TSRに信頼を寄せるトッププレーヤーの声
それでは、TSRドライバーの優れた許容性について、実際のプレーヤーのコメントを紹介していきましょう。
「私はかなり長い間TSi3ドライバーを使っていたので、すぐにNEW TSRにスイッチすることはないだろうと思っていました。ところが実際にテストしてみると、本当に結果が良くて…。フェアウェイキープの確率がすごく良くなったのです。強い風の中でも耐えてくれる。それはずっと抱えていた悩みでもあったのです。NEW TSR3にしたことでボールスピードが上がり、スイングスピードも上がり、初速効率も上がって、風にも強くなった。変えない理由はありませんでした」(トム・キム)
「NEW TSR3ドライバーは打球感がとにかく素晴らしく、多少ミスしてもスピン量があまり変わらない。ヒールやトゥに打点がバラついても最適なスピン量をキープできるのがいいですね。それは誰もが打って感じる明らかな進化といえます。また、ボールスピードも時速1マイルは速くなりました。これでスイッチしないわけはないですね」(マックス・ホーマ)
「NEW TSR3にスイッチしたことでミスショットの割合が確実に減っていると思います。いや、同じようにミスしても7〜8ヤード遠くへボールが飛ぶようになったというべきでしょうか。これまで左や右に曲がっていたケースでも、NEW TSR3に変えた途端、フェアウェイに残るようになったのです」(タイトリスト ブランドアンバサダー/ウィル・ザラトリス)
TSR2ドライバーに信頼を寄せるトッププレーヤーたちも多くいます。中でもジョーダン・スピースは、TSR2を使用し「RBCヘリテージ」でプレーオフを戦いました。彼が信頼するTSR2の魅力についてJ.J.ヴァンウィーゼンビークが解説します。
「TSR2はR&Dチームの努力によって、大きな慣性モーメントをキープしたまま伝統的なヘッドシェイプを実現しています。それがジョーダンの望みでもあったのです。彼はTSR2を構えた瞬間、とても気に入ったと満足そうでした。そしてTSR2が、彼が基準とする5通りのドライバー弾道をイメージ通りに描き、許容性の高さによってショットの安定性がさらに高まることを確認し、彼はすぐに次の試合で使うことを決断したのです」(ヴァンウィーゼンビーク)
前年の「全英オープン」を制したキャメロン・スミスがTSR3を使用する理由についても、J.J.ヴァンウィーゼンビークは次のように語ります。
「スミスはTSR3ドライバーのボールスピードと一貫したパフォーマンスがもたらすもの全てに好印象を感じると言っています。彼はTSR2とTSR3で多くのテストを行いましたが、風の強いコンディションに関しては、ボールをよりコントロールできるTSR3がよいと判断しました。実際、セントアンドリュース(2022年全英オープン)でTSR3を使用すると、風の中でも弾道が平均化し、しかも意図的に弾道をコントロールして風を利用して攻めることができました。NEW TSR3によってロングショットに多様性が生まれたのです」(ヴァンウィーゼンビーク)
TSRドライバーに寄せられる信頼性とは、イメージ通りの弾道、飛距離を実現する一貫性であることが理解いただけたのではないでしょうか。ゴルフは「ミスのスポーツ」と言われる通り、いかに世界のトッププレーヤーであっても常に完璧な打点でボールを捉えていくことはできません。だからこそ、ドライバーには常に進化した許容性が求められているのです。