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[STORY 5] KNOW YOUR GRINDS
各グラインドの特徴を知ろう

グラインドは大きく2つのグループに分けられます

自分のプレースタイルに合ったグラインドを選ぶためには、それぞれにどのような特徴があるのかを知ることが大切です。グラインドのタイプは大きく2つのグループに分けることができます。まずはその違いについて見ていきましょう。

GROUP 1
フェースを開かなくても高いバウンス効果を発揮する「フルソール」グラインド

ソールのセンター、トゥ、ヒール全面で高いバウンス効果を発揮するのが「フルソール」系のグラインドです。バウンス角が大きいFグラインドを基本に、Fよりもバウンス角が小さくフェースを開くことでバウンス効果を最大化できるSグラインド、ワイドソールでバウンス効果が高く、バンカーショットなどで活躍するKグラインドがあります。

フルソールグラインド

スクエアに構えたときでも高いバウンス効果を発揮するフルソールグラインド

GROUP 2
フェースの開き加減でバウンス効果を調整できる「三日月型」グラインド

フルソールの「260・04」という初期ウェッジのトレーリングエッジをトゥ、ヒールにグラインドしていったのがボーケイ・デザインウェッジの三日月型ソールグラインドの始まりです。基本的にはアドレスでフェースを開くことで、バウンス効果を調整(増やす)するタイプのプレースタイルのために生み出されたグラインドグループです。

三日月型グラインド

フェースを開くとバウンス効果が増える三日月型グラインド

ボーケイウェッジがリーディングエッジの丸みにこだわる理由

ボーケイウェッジはロフト角が大きくなるほど、リーディングエッジの丸みを強く設計しています。これはリーディングエッジが真円に近いほど、フェースを開いてもスコアリングラインの向きに惑わされることが少なくなるからです。ストレートに近いリーディングエッジでは、少しフェースを開いただけでフェースが右に向き、右に飛び出してしまう錯覚に陥りやすくなります。

ボブ・ボーケイは、どのロフト角においてもリーディングエッジの丸みの頂点がフェースセンターに見えるようにデザインしています。トゥの丸み、トップラインのカーブなどがリーディングエッジの丸みにスムーズにつながるように全体のプロファイルをロフト角毎に整えることで、フェースを開いても違和感のないアドレスを実現します。

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