ウェッジショットに安心感をもたらす
“仕上げ”へのこだわり
ボーケイ・デザイン VOKEY FORGEDウェッジにプレミアムフィニッシュ「ブラッシュドカッパー」が追加ラインアップされました。そこで今回は、ウェッジの表面仕上げについて、ボブ・ボーケイのこだわりを紹介します。
ボブ・ボーケイは「ツアー現場こそが最高のR&D(研究開発施設)」と位置づけ、PGAツアーを起点に世界各国のプロツアー、エリートアマチュア競技に出向き、さまざまなモデルをテストし、そのフィードバックを得ることで最新のプレーヤーニーズに合わせたウェッジを提供し続けてきました。
- 安心感のあるフェースプロファイル(ヘッド形状)
- プレースタイルに合わせて的確に機能するバウンス(グラインド)
- 効率を高め、安定感をもたらす重心設計(プログレッシブCG)
- あらゆるライコンディションで適正なバックスピンを提供するフェース面の平滑性とシャープなスコアライン(TX4グルーブ)
- 番手間の飛距離ギャップを正しく刻むためのロフトバリエーション
など、ボーケイ・デザイン ウェッジは最高のフィールドで、最高のプレーヤーたちによる厳しい評価を受けることで、着実に進化し多くの信頼を獲得してきたのです。
さて、多岐にわたるプレーヤーテストの中で、ボーケイが常に関心をもって取り組んできたのがヘッドの仕上げ方法や色についてです。これを“フィニッシュ”と呼んでいます。ご存知の通り、プロツアーではヘッドにメッキ処理を施していないノーメッキフィニッシュが主流となっています。では、なぜトッププレーヤーはノーメッキを好むのでしょうか? ボーケイは次のように語っています。
「ノーメッキにすることでフィーリングがソフトになったり、バックスピンがより多くかかるようになると思っているゴルファーは多いと思いますが、ウェッジヘッドにメッキをしないメリットとして“防眩効果”もあります。プレーヤーによっては、ロフト角の大きなウェッジは晴天時にフェース面で太陽光が反射しやすくなり、アドレスで眩しさを感じてしまう人もいるのです。ノーメッキは光を反射しにくくアドレスでフェースの向きやヘッド形状を認識しやすいため、安心して構えることができます。加えて、鉄の自然な褪色がソフトなフィーリングを喚起するメリットもあるのです」
ノーメッキの問題点は錆に弱いことですが、常にツアーサービススタッフがサポートしているプロツアーでは大きな問題にはなっていません。しかし、一般のゴルフ市場では錆の発生しやすいウェッジをメインとすることは難しい面があるため、ボーケイは90年代のオイルカン仕上げに始まり、現在の「ブラッシュド スチール」、「ジェット ブラック」に至るまで光の反射を抑えつつ、対錆性の強いフィニッシュ/カラーを常に模索してきたのです。
今回、VOKEY FORGEDにラインアップされた「ブラッシュドカッパー」は、まさに防眩効果と防錆性に優れたプレミアムなフィニッシュです。カッパーの持つソフトな素材感は軟鉄ヘッドのフィーリングをさらに向上させ、使用するごとに変化する風合いが愛着感を高めます。
ボーケイ・デザインウェッジの基本フィニッシュである「ツアー クローム」もシルバー色でありながら、光の反射を抑える独自の加工を施しています。プレーヤーの感性に応じて、さまざまなヘッド仕上げも用意しているのがボーケイ・ウェッジの強みです。ぜひ、多彩なフィニッシュ バリエーションを実際にアドレスし、より安心して構えられ、自信をもってアプローチに臨めるモデルをお選びください。