【Tシリーズアイアン コラム】
ロフト角46°~48°は
アイアン、ウェッジのどちらを選ぶべきか?
約60%のPGAツアープレーヤーが
ロフト角46°~48°にウェッジを採用
前回のTシリーズアイアンコラムで、NEW Tシリーズはロングアイアンとのつながりがスムーズになり、多くのツアープレーヤーが採用していることをお伝えしました。しかし、スコアメイクのためには、アイアンからウェッジへのつながりも大切です。グリーンを狙うコントロールショットをどのようなクラブで打つのかによって、スコアは大きく違ってくるからです。
現在のPGAツアーではアイアンセットのPWではなく、ロフト46°~48°のボーケイ・デザイン ウェッジを選択するプレーヤーが増えています。平均的には全体の約60%のプレーヤーがPWの距離をウェッジラインのモデルで、コントロールされたショットを打っています。
タイトリスト マスタークラフトマンのボブ・ボーケイは、アイアンセットのPWと同じロフト設定のボーケイ・デザイン ウェッジは根本的に異なるものであると説明しています。
「私はロフト45°以上の領域では、基本的にウェッジを使うメリットが高いと考えています。なぜならウェッジのヘッドは、ヘッドやソールの形状、フェースの平滑性、シャープなスコアライン(溝)に至るまで、うまく寄せるためのすべてを基本設計として取り入れているからです。たとえ同じロフト角だったとしても、アイアンセットのPWとはスピンコントロール性能とさまざまなライコンディションへの対応力が違ってくるのです」(ボブ・ボーケイ)
PGAツアーのトッププレーヤーの半数以上がウェッジを選択しているのは、さまざまな状況に対応しながらピンに寄せるショットを狙っていきやすいからなのです。
上の番手と同じフルショットで
距離を作れるアイアンのPW
それならば、アイアンセットのPWは要らないのでは?と考える方もいるかもしれません。しかし、PWには別のゴルファーニーズが存在しています。それは「しっかりと確実に距離を出していきたい!」というものです。ウェッジのようにコントロールして距離を作るのではなく、あくまでもフルショットで番手間の距離差を作っていきたいというニーズです。
フルショットで確実に飛ばしていくという観点から考えれば、アイアンと同じ設計コンセプトをもったヘッドとシャフトの組み合わせの方が距離をイメージしやすい場合も多いのです。
あなたにとってロフト角46°~48°のクラブは、どちらのイメージが近いですか?
- 上の番手のアイアンと同じようにフルショットで距離を作っていくクラブ
- ウェッジのようにコントロールをイメージしてピンに寄せるクラブ
タイトリストのゴルフクラブフィッティングでは、アイアンとウェッジのコンビネーションについても、プレーヤーのイメージに合わせてご提案させていただきます。ぜひご体感ください。