ジャスティン・トーマスを逆転Vに導いた
NEW プロV1xとT100アイアン
2021-2021PGAツアーを戦う上で、ジャスティン・トーマスが課題に挙げたのがロングアイアンでしっかりとグリーンにボールを止めるということでした。それほど現在のPGAツアーのグリーンコンディションは硬く締まっており、トッププレーヤーの高い技術を持ってしても狙ったエリアにピタリとつけるのは困難になっているのです。
「打ち出し角と弾道を高くし、最高点から着弾までの角度を大きくすること。それが課題の解決方法でした。実際、ジャスティンは昨年12月のボールフィッティングテストでNEW プロV1xにスイッチすることでこの理想弾道に近づけることを確認。『ザ・プレーヤーズ選手権』の5試合前からNEW プロV1xで試合に臨んでいたのです。」(タイトリスト ゴルフボール開発 フォーディ・ピッツ)
『ザ・プレーヤーズ選手権』の最終ラウンド、11番ホール(パー5)の第二打。4番アイアンで放たれたボールは高く、そしてまっすぐにグリーンに向かって飛んでいき、ピンまで6メートルの絶好のポジションにしっかりと止まりました。トーマスはこのイーグルパットを確実に沈め、大逆転優勝へと進んでいったのです。まさにSHOT OF THE DAYとなったこの4番アイアンでのショットこそが、トーマスがステップアップするための課題としていた、追い求めていた一打だったのです。
トーマスは、ロングアイアンでのターゲットショットを成功させるために、ゴルフボール選択だけでなく、ゴルフクラブ選びについても工夫をしています。
彼はアイアンの基本セット(#5-#9)を伝統的な620MBアイアンにしていますが、4番アイアンだけは許容性と高弾道性能に優れたT100アイアンをチョイス。これは昨シーズンから変わらないセッティングですが、今シーズンはこれにNEW プロV1xの高弾道性能が加わったことで、さらにイメージ通りのロングショットが勝負どころの緊張した場面でも放てるようになったのです。
「私のゴルフ人生において、最高といえるプレーができたラウンドの1つ。今日はボールを完璧にコントロールすることができた」
トーマスは優勝インタビューでそう語り、自身初となる準メジャー競技のトロフィーを高々と掲げました。
優れた製品パフォーマンスをもって、向上心あるゴルファーのベストに貢献する。それが創業以来変わらない、タイトリストの原動力。世界中の多くのプレーヤー達が、自分のイメージ通りに攻め、夢を達成するために、タイトリストのゴルフボール、そしてゴルフクラブのパフォーマンスに絶大な信頼を寄せています。
What’s in the Bag?
優勝
JUSTIN THOMAS / ジャスティン・トーマス(アメリカ)
- Ball: NEWプロV1x
- Driver: TS3(9.5°)
- Fairway: TS3(15°)、915 Fd(18.0°)
- Irons: T100(#4)、620 MB(#5-9)
- Wedges: Vokey Design SM7(46°52°)、SM8 (56°)、Vokey Designプロトタイプ(60°)
- Putter: Scotty Cameron Futura X5.5プロトタイプ
【セッティングの見どころ】
許容性と飛距離性能を備えたT100アイアンの4番をチョイスすることで、3番アイアンの飛距離領域をもカバー。このおかげでロフト52°のギャップウェッジをセットするなど、ウェッジのコンビネーションを充実させることができ、ショートゲームの確実性、スコアリングパフォーマンスを大きく向上させています。