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ジョーダン・スピースが語った、PGAツアーモデル別使用率No.1「T100」アイアンの魅力

現在PGAツアーで最も高い使用率を誇るタイトリスト T100 アイアン|Jordan Spieth

タイトリストツアーアイアンの
人気を二分する620MBとT100

タイトリストアイアンは長年にわたり米男子ツアー使用率No.1を獲得し続け、2019-2020シーズンにおいてもその地位は不動のものとなっています。

タイトリストは、世界のプロツアーに数多くの契約プレーヤー、契約外使用プレーヤーを有し、70年代からその時代のツアープレーヤーと共にアイアンの開発を行ってきました。その結果、80年代~90年代にはタイトリストの“ツアーモデル”アイアンシリーズが一世を風靡。90年中盤以降も『681』、『680』、『690.MB』、そして最新の『620MB』まで、歴代のタイトリスト MB(マッスルバック)アイアンが、“ツアーアイアン”の代名詞として、多くのブランドに大きな影響を与えています。

そんな高い信頼を獲得しているタイトリストのツアーアイアンですが、さらに細かく米男子ツアーでの使用状況を分析してみると、その信頼がMBアイアンばかりに集まっているということではないことがわかります。もちろん、『620MB』や『680』などのMBモデルも高い使用率を誇っていますが、最近の傾向として『T100』など複合構造のコンパクトツアーアイアンを選ぶプレーヤーが増加していることも事実なのです。

米男子ツアーが再開された2020年6月のチャールズシュワブ選手権からメモリアルトーナメントまでの6試合において、タイトリストアイアンを使用したプレーヤーのモデル別使用者数を見ると、各試合で『620MB』と『T100』の人気が拮抗。平均するとわずかに『T100』が上回り、この期間のモデル別使用率No.1アイアンという結果になっています。

タイトリスト ツアーアイアンの人気を二分する620 MBとT100

ミスに対する高い許容性を求める!
ジョーダン・スピースが惚れ込んだT100アイアン

多くの契約プレーヤーがモダンクラシックなMBアイアンを選択する中で、デビュー当時から『AP2』など先端素材とモダンクラシックを融合させた、新しいツアーアイアンを使い続けているのが、タイトリスト ブランドアンバサダーのジョーダン・スピースです。彼は自らが理想とするアイアンのイメージをこう語っています。

「僕の場合、新しいアイアンに求める機能は高さや飛距離のことではないんだ。(番手毎の)スピン量と打ち出し角がさらに最適になって、なによりもミスヒットに対して許容性が高いこと。これがアイアン選びの決め手になるんだ」(スピース)

スピースはドライバー選びでも許容性と直進性を重要視するプレーヤーで、そのクラブ観はアイアンにおいても変わることがありません。タイトリストでアイアン開発を担当しているマーニ・アイネス(タイトリストゴルフクラブR&Dアイアン開発ディレクター)は、スピースのアイアン選択、好みについてこう話します。

「MBアイアンのようなスッキリとシャープな見た目を好みつつ、より高い許容性と直進性の強い弾道を要求してくるのがジョーダン・スピースだといえます。MBアイアンのユーザーには、ジャスティン・トーマスやアダム・スコットなどスピンコントロールをして球筋を操っていきたいプレーヤーが多いのですが、スピースのようになるべくストレートに近い球筋でシンプルにターゲットを狙っていきたいプレーヤーも近年増加しています。『T100』、『T100・S』アイアンはそうした新しいタイプのツアープレーヤーの求めに応じて開発したモデルなのです」(マーニ・アイネス)

スピースが初めて『T100』と出会ったとき、一目で気に入ったと言います。そして、長いテスト期間を設けずにクラブを変えることはないスピースですが、T100を手にしたとき、すぐにでもツアーで使用したいという申し出があったのです。そのため、『T100』のツアー供給が2週間早まり、彼は全米オープンからバッグに入れることになったのです。

彼が惚れ込んだ『T100』の特徴は、まず、MB/CBと同程度のコンパクトなツアープロファイルになっていること。そして、そのコンパクトなルックスの中でラージヘッドのようなミスに対する許容性を最大限に高めるために、ミドルからロングアイアンのトゥ側とヒール側の最適な位置に高密度タングステンを配置し、番手毎に最適な弾道が安定して描けるようになっている点にあります。

「T100は、まさに求めていたものがすべて詰まったアイアンだよ。これまで使っていたAP2アイアンには、少しだけソールに改良点があると感じていた。でもT100を打ってみて、その要望が完璧に叶えられたと感じたんだ。構えた時のルックスもいいし、抜けが本当に良くて、ミスショットをさらに抑えてくれる感じがする。すべてが今までと違う!タイトリストがモデル名をガラリと変えたのも当然だと思ったよ」(スピース)

『T100』をはじめとするTシリーズアイアン、そして620MB/CBには、スピースなどツアープレーヤーのテストを経て完成した新しいツアーキャンバーソールが採用されています。

新しいツアーキャンバーソールを採用しているT100 アイアン

「新しいキャンバーソールは、従来モデルよりもソールの丸みが強く、インパクトでのリアクションが強調されるため、さらに気持ちのよい振り抜きを体感していただくことが可能です。アイアンのソールデザインは重心設計にとっても重要ですが、フィールや安定といったほかの要素にも大きな影響を与えているのです」(マーニ・アイネス)

「僕は12歳のころからタイトリストのクラブを使ってプレーしてきたけど、新しいモデルが出るたびに、常に正しい方向性で改善されてきたことは本当に驚きだよ。そして、僕の理想が形になったT100はまさに最高のアイアンなんだ」(スピース)

ツアープレーヤーのフィードバックによって、モデルチェンジの度に安定感と精度を増し、使用者を伸ばし続けているタイトリストのツアーアイアン。No.1の信頼を獲得する、その高いトータルパフォーマンス性能をぜひ一度ご体感ください。

What’s in the Bag?
Jordan Spieth/ジョーダン・スピース(米国)

Golf Ball: プロV1x
Driver: TS3(10.5°)
Fairway: 915F(15°)
Utility: 818H2(21°)
Utility Iron: U・500
Irons: T100 (#5-#9)
Wedges: Vokey Design SM7(46°)、SM8( 52°、56°)、Vokey Prototype(60°)
Putter: Scotty Cameron 009 Prototype

※使用率・使用ギアはダレル・サーベイ社調べ

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