Wedge Column Vol. 4:「打点とヘッドの芯が近づくと、ウェッジショットが安定します(ボブ・ボーケイ)」
2019-04-11 CLUBS
ウェッジショットの安定が、必ずスコアメイクの土台となる。その強い信念に基づいてウェッジを長年研究し、進化させてきた第一人者がタイトリストのマスタークラフトマン ボブ・ボーケイです。
では、ウェッジショットの安定とは、どのようなところから生み出されているのでしょうか。ボブに聞いてみました。
【ボブ・ボーケイからのメッセージ】
現在、ボーケイ・デザイン ウェッジ(SM7/VOKEY FORGED)は“プログレッシブCG”というロフト別の最適重心設計に基づいて作られています。
ご存知の通り、インパクトで芯を外すとその衝撃でヘッドが動いて(ブレて)しまい、ボール初速や打ち出し角度、バックスピン量のバランスが崩れてしまいます。これが意図しない弾道や結果となってしまう原因です。
また、ウェッジは様々なシチュエーションで使用され、フェースを開いたり、軌道を変えたりとその使い方も一定ではありません。つまり、常にフェースの一点でボールを捉えるクラブではなく、時に芯を外すのが当たり前のクラブなのです。
だからこそ、私たちタイトリスト ウェッジ開発チームはフェースセンターに重心を設定することを目指しました。そうしておくことで、どんな打点に対しても重心が離れすぎず、インパクトでヘッドが動きにくいため、常に安定した結果を得ることができると考えたからです。
打点とヘッドの重心が近づくことで、打感もさらに心地よく、ピュアなものになっていきます。タイトリスト独自の鍛造技術Co-Forgingによって、安定性と心地よい打感をさらに高めたボーケイ・デザイン フォージド ウェッジの進化したやさしさをぜひお試しください。
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