アクシネット ジャパン インク(本社:東京都港区 代表取締役社長:岡本 好生)が展開するブランド「TITLEIST(タイトリスト)」は、「ボーケイ・デザイン SM10 ウェッジ」の「58.06K」と「60.06K」を新たに2025年3月7日より発売いたします。
2004年以来、PGAツアーで最も多く使用されているウェッジであるボーケイ・デザイン ウェッジは、ツアーで実証された「58.06K」と「60.06K」のロブウェッジ2種を追加し、SM10のラインアップを拡大します。.06Kモデルは、ローバウンスのロブウェッジが持つグリーン周りにおける汎用性に加え、バンカーからの脱出に優れたワイドソールのKグラインドが持つ許容性を備えています。特に、入射角が浅めのプレーヤーや、硬めのコース環境でプレーしながらも、ワイドソールのパフォーマンスの恩恵を受けるプレーヤーに適したウェッジです。
これまでもウェッジワークスから提供されてきた.06Kグラインドのロブウェッジは、マスタークラフトマンのボブ・ボーケイとプロツアーの最高峰で活躍するプレーヤーとのコラボレーションから生まれました。.06Kグラインドの場合、一部のプレーヤーはKグラインドソールを好むものの、ツアーにおいて硬くてタイトなライから高く柔らかいピッチショットを打つには、さらなるローバウンスのオプションが必要であることにボブ・ボーケイは気付いたのです。

「こうした要望を受けて、幅広いプレーヤーに適したKグラインド設計のワイドキャンバーを維持しながら、バウンス角6°のKグラインドソールを誕生させました。ツアーでこのグラインドを披露すると、すぐに受け入れられ、テストする機会を得た複数のプレーヤーたちが早速実践投入していました」―ボブ・ボーケイ(ボーケイ・デザイン ウェッジ マスタークラフトマン)

ボブ・ボーケイが提唱するウェッジプレーを成功に導く3要素の1つは、ショットの多様性です。ショートゲームでの創造性とショットメイキングのパフォーマンスは、自身に最適なウェッジセッティングでプレーすることにより発揮されます。現在、27種類のロフト、バウンス、グラインドの組み合わせを備えたSM10ウェッジは、あらゆるプレーヤーのニーズに対応。「58.06K」と「60.06K」のロブウェッジが追加されたことで、ソール幅の狭い58.04Tと60.04Tモデルに代わるローバウンスの選択肢が新たにラインアップされます。

「過去数年間、ボーケイウェッジのローバウンスのロブウェッジには、常に狭い三日月形のソールを採用してきました。LグラインドもTグラインドも、一部のプレーヤーにとっては、ローバウンスウェッジとしては必ずしも最も許容性の高いソールデザインではありませんでした。.06Kを追加することで、.08Mグラインドと.04Tグラインドの間がフィットするタイプのプレーヤーにも、特にバンカーショットで許容性をもたらすローバウンスウェッジを提供することができます」―コーリー・ジェラード(グローバル マーケティングディレクター)

.06K GRIND ON TOUR

発売以来、.06Kグラインドは世界中のプロツアーで大きな成功を収めてきました。現在の世界ランキング1位と2位の選手は、「60.06K」ロブウェッジを使用してメジャー大会で優勝しています。

「バウンス角6°のKグラインドは、世界のトッププレーヤーたちのバッグの中に入っています。このクラブは、究極のバンカークラブとして知られています。しかし、ツアープレーヤーに.06Kグラインドを使用する理由を尋ねると、バンカーでのパフォーマンスが気に入っているだけでなく、ピッチショットやチップショットの際にリーディングエッジが地面にフィットする点が気に入っていると答えます」―アーロン・ディル(ボーケイウェッジPGAツアー担当)

2024年のPGAツアーでは、使用されたギャップ、サンド、ロブウェッジの半数以上(9,185本/53%)がボーケイウェッジで、2位メーカー(1,884本/11%)の4倍以上の信頼を集めました。2024年のPGAツアーでは、マスターズ、全米プロゴルフ選手権、全英オープンの3つのメジャー大会を含む30試合で、少なくとも1本のボーケイ・デザインウェッジを使用したプレーヤーが優勝しています。

.06Kグラインドはどのようなプレーヤーに適していますか?

.06Kグラインドは、アタックアングルがシャローなプレーヤーや、硬いコース環境でプレーするプレーヤーに最適です。また、バンカーショットでワイドソールのベネフィットを受けるプレーヤーにも適しています。

.06Kグラインドと.14Kグラインドの違いは何ですか?

どちらのグラインドもワイドなハイキャンバーのソールが特徴で、バンカーショットで優れたパフォーマンスを発揮します。SM10 58.14Kと60.14Kは14°のバウンスで、アタックアングルが鋭角に入るスイングや柔らかいコース環境に適しています。一方、SM10 58.06Kと60.06Kは6°のバウンスで、浅めのスイングやタイトで硬いコース環境に適しています。

.06Kグラインドと.04Tグラインドの違いは何ですか?

どちらもローバウンスウェッジで、正確なデリバリーが求められますが、.06Kグラインドはワイドでハイキャンバーのフルソールが特徴で、許容度が高く、芝や砂でのヘッドの潜り過ぎを防ぎます。.04Tグラインドはヒール、トウ、トレーリングエッジを大きく落とした狭いソール。オープンフェースにした際リーディングエッジがわずかに低くなり、アグレッシブに振りぬくことができます。