WHO IS BOB VOKEY
WHO IS BOB VOKEY

WHO IS BOB VOKEY

ツアーNo.1ウェッジを支えるクラフトマン

ボーケイウェッジの
卓越したパフォーマンスを支える
真のマスタークラフトマン

ボブ・ボーケイは最も過酷で困難なコースコンディションの下でも、優れたスコアリングパフォーマンスを発揮するウェッジを生み出すために、時代を代表する多くのトッププレーヤーから、彼らが望むウェッジのトータルパフォーマンス、フェースプロファイル、卓越したフィーリングの真髄に至るまで多くのことを学び取ってきました。

父から息子へ家系で受け継がれたクラフトマンシップ

ボブ・ボーケイは1939年にカナダで産声をあげました。彼の父、ウォルターは精密工具や金型を製作する会社を営んでおり、プライベートでは非常に熱心なゴルファーでもありました。ウォルターはプレーを楽しむだけでなく、ゴルフクラブを自らの手で調整・カスタマイズすることにも没頭するような情熱家。ボブは幼少期からそうした父の作業を観察し、時に手伝うことでゴルフクラブに対する知識を自然に吸収していきました。

25歳になったボブは故郷モントリオールを離れ、米国に向かいます。移り住んだ場所はカリフォルニア州のカールスバッド。彼は西海岸随一のゴルファー天国に居を構えることで眠っていたゴルフに対する情熱をたぎらせ、ゴルフゲームにのめり込んでいくようになります。そして、仕事の面でも何らかの形でゴルフに関わっていきたいと考えるようになっていきました。

「私は真剣にゴルフに取り組みましたが、競技者としての自分の才能には限界があることにも気づきました」(ボブ・ボーケイ)

「父親の影響もあって、手を動かすことに慣れていた私はゴルフクラブの調整に情熱を注ぎ込みました」

最初は趣味であったものが、生計を支える生業へとなっていったのです。ゴルフコースでプレーしたい!と思うのと同じくらい、ゴルフクラブについて学び、リシャフトし、最終的には設計・製造にまで勢力を注ぐことができる。それが自分の強みであることに気づいたのです。

ショップを開店ボブ・ボーケイがタイトリストに入るまでの歩み

1976年、ボブはサンディエゴ郡のフォールブルックカントリークラブに「ボブズ・カスタム・ゴルフショップ」をオープン。80年後半にはさらに広い環境を求め、同じカリフォルニア州のビスタに移転しました。そのあたりから彼は有名プロゴルファーの専属ゴルフクラブマスターとして頭角を表し、急速にゴルフ業界に名を轟かせ始めたのです。そして86年にゴルフショップを閉めたボブは、テーラーメイドに入社。その後、91年にはテーラーメイドを辞め、テーラーメイド創設者であり「メタルウッドの父」と呼ばれたゲーリー・アダムス氏とともに、メタルウッドを専門とする新たなゴルフクラブメーカー「ファウンダースクラブ」の設立に尽力します。

そして、96年に最大のターニングポイントとなる、タイトリストへの移籍を果たします。ボーケイは豊富なメタルウッド開発の経験を見込まれ、大ヒットとなるタイトリスト 975Dチタニウムドライバーの開発サポートを任されたのです。彼の加入は975Dの開発が大詰めを迎えた絶妙なタイミングでした。

ボブがウェッジ開発に特化し始めたのは、タイトリストに入社してからだったのです。

「タイトリストは高いパフォーマンスを誇る本格ウェッジを開発したいと考えていました。そして私は開発に必要なリソースを会社から与えられ、新たなウェッジ開発をスタートさせたのです」

私はツアー会場に出向きプレーヤーがウェッジに何を求め、何を理想としているのかを聞いて回りました。私の特技はメモを取ること。とにかく人と話し、他人の意見に耳を傾けることに誇りを持っているのです。その結果、私にはウェッジ開発についてのたくさんのアイデアが蓄積されていき、タイトリストという恵まれた環境で理想を具現化する機会を与えられたのです。

Tour Proven Grinds

ボーケイの現在他の追随を許さないクラフトマンシップ

ボブのウェッジ開発の主戦場は、PGAツアーのドライビングレンジや練習グリーン、バンカー練習場となりました。毎週、ツアープレーヤーと密接に連携することで、安心と自信を与えるヘッドデザイン(形状)や、ウェッジ開発で最も重要となるフィーリング面でも彼らが必要としていることを正確に理解することができたのです。「タイトリストに入社した日から、PGAをはじめとする世界のプロツアーが私にとっては最高の研究開発機関となったのです」(ボブ・ボーケイ)

ボーケイ・デザインウェッジは、04年以来PGAツアーにおいて圧倒的な人気、使用率を誇っており、2024年現在は一試合あたりのウェッジ本数(アプローチ、ギャップ、サンド、ロブ)で50%を超える圧倒的なシェアを獲得しています。PGAツアーは相変わらず究極のテストフィールドとして機能していますが、次なるウェッジを構想するボブの頭の中には常に多くのアマチュアゴルファーの姿が存在しています。ツアーで育まれたボブ・ボーケイのウェッジ哲学により、ボーケイウェッジはスコアアップを目指すあらゆるレベルの情熱ゴルファーから熱烈な支持と信頼を獲得するNo.1ウェッジへと成長したのです。